北海道グルメ動画サイト【GouTube 北海道】

N43ネット運営によるウェブサイト「GouTube(グーチューブ)北海道」をご存知ですか?
道内各地の美味しいグルメ情報を配信する2012年2月にオープンした動画専門サイトで、現在、参画店舗は30店舗!
GouTube(グーチューブ)北海道でアップした動画は、各お店のホームページや、YouTubeでも閲覧することが可能。
写真や文字だけでは伝えきれないお店の魅力を、専属のナビゲーターがお店の方と一緒にご紹介します!

北海道の味・ラーメンの店 糸末

札幌市中央区南3条西6丁目9
TEL.011-221-1330
お得なクーポンはこちら!
今回のロケは、狸小路6丁目にある『北海道の味・ラーメンの店 糸末』さんで行われました。
この糸末という名前、「なんか聞いたことあるな…」という方も多いのでは?

店主の森 悟史 さん
それもそのはず、こちらの『北海道の味・ラーメンの店 糸末』さんは、昭和40年に南2条西5丁目で創業、現在主流となっている札幌ラーメンの礎を築いた老舗ラーメン店なのです。
初代の店主は三浦昭男さん。
頑固一徹のおやじさんとして知られていましたが、1999年、ご主人が亡くなられたことで惜しまれながらも閉店。
お店の味と暖簾は初代の妹さんである信子さんが引き継いでいましたが、ファンの方の後押しもあり、故・三浦昭男さんの命日であたる2012年8月に、現店主である森さんとともに再オープン。
実に13年ぶりの復活を遂げた、注目の一軒なのです。

女将さんの感覚で伝承された秘伝の味噌だれがこちら
もともと店主の森さんは、中華料理の調理人でした。
それが、ひょんなことから『北海道の味・ラーメンの店 糸末』さんを引き継ぐこととなったのですが、ラーメンを作ったこともなければ、当時のお店にも一度も行ったことがないそう。
そこで、現在はお店の女将を務める三浦信子さんに一から教わり、先代の味を習得したのです。
しかしそのラーメンには決まったレシピがなく、すべて感覚で作られていたため「教わるといっても『味噌はこのくらい』『調味料はこのくらい』などざっくりとした説明しかなかった(笑)」と森さん。

そこで、調味料を入れる都度手を止めてもらい、はかりで分量を調べてレシピ化させたそうです。
そんな、昔ながらの方法で伝承された味噌だれ、分量ももちろんですが、製法も創業当時のまま。
現代の一般的なラーメン店だと、タレなどの仕込みには機械を使うお店も多いかと思いますが、ここはなんと「手」で混ぜ合わせられます。
しかも、創業当時から味噌だれを混ぜるのは女将の信子さんのお仕事だったそうで、その技はまさに直伝。

50年間変わらない製法で作られる味噌だれ
「機械を使えば楽だし味も安定するのかもしれないけど、“手でやれ!”って言われてるからね、あんまり考えないようにしてます(笑)。でも恐らく、手で混ぜる方が空気が入ったり手の温度が伝わったり、仕上がりが違いが出てくるのだと思います。あくまで僕は先代の味を再現することが大事だと思っているので、この手法を守っています」とのことでした。

真ん中に少し見える白い物体が卵の殻です!
さて、続いてはスープの仕込み風景を撮影します。
スープの取り方ももちろん、昔のまま。
『北海道の味・ラーメンの店 糸末』さんのスープは、豚骨や鶏ガラに野菜を加え、沸騰させないようにじっくり煮込んだ清湯(チンタン)スープに、昆布、かつお節からとった和だしを加えたダブルスープが特徴。
大きな寸胴に入った清湯スープを覗いて見ると、なにやら白いものが(左写真)。

清湯に和だしを加えたダブルスープ

実は、ガラや野菜のほかに、卵の殻が入れられていたのです。

「殻を入れることで、アクを取ってくれるんです」と森さんが教えてくれましたが、これぞまさに昔ながらの知恵!
こういった一つひとつの作業に、先代が作り上げた味へのこだわりと技が織り込まれているのですね。

元中華の料理人による
鮮やかな手つきに注目!
店主の森さんは、先ほどご紹介した通り、もともとは中華料理のご出身。
今回森さんによって再開された『北海道の味・ラーメンの店 糸末』さんでは、その中華の腕を生かしたメニューも新たに取り入れられています。
それは、サイドメニューの手作り餃子とチャーハン。

自家製皮を使用したモチモチ手作り餃子
どちらも中華、そしてラーメン屋さんの定番メニューではありますが、こちらでは森さんの本気度が違います!
餃子はなんと皮まで手作り、チャーハンは小サイズで100円(それでもご飯一膳は軽くあります!)と、製法や価格にもこだわりあり。
味はもちろん、言うまでもなく絶品です!
この2つのサイドメニューも、動画でたっぷりご紹介する予定ですので、お楽しみに。

箸あげの名手・谷口レポーター

撮影後はそのままお口へ!
仕込み風景の撮影が終了し、続いてはメニュー撮影と試食シーンの撮影へ。
ここからは谷口ナビゲーターにも撮影を手伝っていただきます(左写真)。
ラーメンの撮影時は、かならず麺を箸で持ち上げる「箸上げ」と呼ばれる撮影手法を使うのですが、これが結構難しいのです。
しかし、谷口リポーターはその技の名手!
手が震えることもなくピタッと静止するので、カメラマンも撮りやすいというワケです。

「だめだー!!めっちゃ緊張するー!」の図
メニューの撮影も無事終わり、いよいよ試食シーンへ。
店主の森さん、先ほどまではお口もなめらかにお喋りを楽しんでいらっしゃったのですが、いざリハーサルをはじめると…緊張のため体も表情もカチコチに(左写真)!
リーゼントがばっちり決まったコワモテの外見からは考えられないほどのガチガチぶりに、周りからは「ちょっと森さん、さっきまでと全然違うじゃん!」っとツッコミが。
どんな感じで収録が進んだのかは…まもなく公開予定の動画でチェックしてくださいね!
今回の動画では、初代の三浦さんが作り上げたラーメンの味わいと、それを引き継いだ現在の森店主の熱意がたっぷりと感じられる内容となりました。
昔からの『北海道の味・ラーメンの店 糸末』ファンの皆さんも、まだ一度も味わったことのない方も、どちらも充分に楽しめる作品となっておりますので、公開をどうぞお楽しみに!
今回撮影した動画は、まもなく公開予定
GouTube(グーチューブ)北海道では、今回取材した『北海道の味・ラーメンの店 糸末』さんはもちろん、北海道各地の温泉や飲食店の動画も順次アップする予定ですので、今後もお見逃しなく!
取材日:2013年4月9日
ロケ舞台裏リポート店 
北海道グルメ動画サイト【GouTube 北海道】

Copyright © 2013 N43net Co., Ltd. All Rights Reserved.